アルカリ電解水で本当に除菌ができるのか?効き目を数値でとらえる!

コロナウィルスの危機感がますます膨らみ、
アルコール除菌剤等が入手困難な状況です。
そこで、おそうじ本舗佐久中込店は、
「アルカリ電解水」にも除菌効果があるぞ!
と、いうことを知って頂くため、
キッコーマンバイオケミファ㈱製の「ルミテスターSmart」を用いて、
”汚れ具合”を数値にて評価してみました。

実験方法

恥ずかしながら、
我が家のテーブルを試験部位とし、

食事後に台拭きで拭いただけの状態での「汚れ具合数値」
アルカリ電解水を噴霧してキッチンペーパーで拭き上げた後の「汚れ具合数値」

を比較してみました。

実験は至って簡単なものです
どのような結果が得られるのでしょうか?


実験開始

アルカリ電解水の効果検証
特に、
子供の食べた後は汚れがひどい・・・
今まで、アルカリ電解水を常時使う前は、
台拭きで拭いていただけでした。

その台拭きで拭いていただけの状況で
ルミテスター「汚れ具合」の数値はいくつだろうか?
ルミテスター検査試薬
台拭きで拭いた後、
ルミテスター専用の
検査試薬でテーブル表面をなでる。

ルミテスターにて汚れ検査
ルミテスターに検査試薬を入れる。
ルミテスターにて汚れ検査
計測開始ボタンをON!

約10秒で結果がでます。

ルミテスターにて汚れを数値化します。
テーブル拭いただけ
RLU「25100」
という数値が得られました。

高いの低いの?
菌が多いのか?汚れているのか?
一体この数値が示すものは・・・

アルカリ電解水をスプレーし、拭いた後の「汚れ具合」は?

では、
次にアルカリ電解水を拭きかけてキッチンペーパーで拭き上げた後の
ルミテスターによる「汚れ具合」はいくつか?
アルカリ電解水
スプレーにて
アルカリ電解水を噴霧します。

アルカリ電解水の効果
キッチンペーパーで拭き上げます。
この後、
検査試薬でテーブル表面をなでます。
ルミテスター検査試薬
検査試薬でなでます。

ルミテスターにて汚れ検査
ルミテスターに試験試薬を入れます。
ルミテスターにて汚れ検査
同じく測定します。
アルカリ電解水の力
RLU「1202」
という数値が得られました。

ただ、台拭きで拭いた時にくらべ、
はるかに数値が下がっていることが
わかります。
before
テーブル拭いただけ
テーブルを台拭きで
拭いただけのRLU値
「25100」
horizontal
after
アルカリ電解水の力
テーブルに
アルカリ電解水(pH12.5)を吹きかけ、
キッチンペーパーで拭き上げた後のRLU値
「1202」

ルミテスター RLUの数値は一体何を意味するのか?

そもそもこの検査方法は、
「ATPふき取り検査(A3法)」というもので、
汚れが持っている
アデノシン三リン酸(ATP)とアデノシン二リン酸(ADP)、アデノシン一リン酸(AMP)を指標とした洗浄度検査です。

これらは地球上全ての生物のエネルギー現として存在する化学物質で、
これらが存在するということは、
そこに生物の痕跡が存在する証拠であり、
菌の餌が存在する環境であるといえます。

そして、
この採取したいわゆる”汚れ”を試薬と反応させて生じた光の量が
測定値「RLU」と表現されます。


砕いて説明すると、
ルミテスターで計測した場合、
雑菌やら目に見えない生物が多く存在すると
試薬と汚れが反応し、光の量が多くなる。=RUL値が大きく表れる。
という仕組みです。

ちなみに、
数値の管理基準値は、
実際に、外食産業での厨房や食品工場のラインでの多くのデータを取り、
設定した値が、
合格値:2000以下
要注意:4000以下
ということが定められており、
今回の結果から判断すると、
台拭きで拭いただけでは、表面的な汚れ(目視可能なもの)は除去できるが、
目に見えない菌に関する汚れについては除去できていない。
一方、アルカリ電解水を噴霧し拭き上げる(キレイにキッチンペーパー等)ことをすれば、菌を除去することができるということが分かった。

また、アルカリ電解水は界面活性剤(泡成分)が含まれていないことから、
洗剤としての扱いではないので、二度拭き不要の安心安全クリーナーと言えます。

実験結果

それでは、
まとめます。

つまり、
アルカリ電解水は除菌に効果的だ!
ということが数値ではっきりしました。

アルカリ電解水でアルコール不足を補うことができれば幸いです。

※今回使用したアルカリ電解水の水素イオン濃度はpH12.5です。

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