真鍮(銅)流し台の磨き戻しと艶出し

お茶教室や座敷に隣接した部分に水道を設置し、
その水道の受け部として真鍮(銅)を用いることがあります。

銅は空気中の水分(湿気)、酸素、二酸化炭素とゆっくり反応して、
緑青(ろくしょう)を生じる。

2Cu+CO₂+H₂O+O₂ → CuCO₃・Cu(OH)₂

これを化学反応と物理的研磨で最初の姿に戻したいと思います。


before
真鍮銅の復元
緑青(ろくしょう)が生じた
水受け台です。
空気中の水分、酸素、二酸化炭素と
反応し緑青が生じた様子です。
horizontal
after
真鍮銅の復元
物理的研磨は少し施しましたが、
この仕上がりを導き出したのは
化学のチカラによるものです!

化学のチカラを利用したクリーンアップ技術

おそうじの分野は、
技術を積めば積むほど化学の世界にはまり込んでいくでしょう。

黒カビは塩素漂白

衣類のシミは酸素漂白(過炭酸ナトリウム)

水アカは酸性洗剤(クエン酸、オルトリン酸、スルファミン酸、塩酸、硫酸)

全ては、
酸化剤となるか還元剤となるかを知れば
あらゆる汚れは除去できるのだと考えております。

今回は、
「銅」に発生した緑青(ろくしょう)と
付着し硬化した水アカを落とすには、
酸化剤となる酸性洗剤を用いるのが効率的であると判断できます。



銅はすぐに変色してしまう気がするが・・・

素手で銅箔などをさわると黒く変色します。

よって、銅は地球上にあるかぎり
表面の緑青からは免れないのだと思ってはおりますが、
ここからはお掃除の分野を生かし、
いかに空気と触れさせないかをご提案させて頂きます。



銅の緑青
仕上げた後に、
表面上に「油系」の保護剤を
塗ります。

こうすることで、
この油が銅表面から無くならない限り、
空気とは触れないで
ツヤ状態を維持できます。

落とせるか落とせないかは素材の状態で決まります。

素材自体が変色、変形、劣化してしまったものと
素材自体は頑丈で表面上に汚れが蓄積している場合とでは、
おそうじ後の仕上がりは相当違いがでます。

気になる汚れはご連絡下さい!

お問合せは・・・

TEL:0267-85-1033

おそうじ本舗 佐久中込店 
代表:吉田 浩(ヨシダ ヒロシ)

まで、お問合せ下さい。

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