ブラインド洗浄簡易設備によるブラインドクリーニング

ブラインドのお掃除。

サッと拭けばキレイになる・・・これは大きな勘違いです。

ブラインドクリーニングはとても神経を使うお掃除です。

なぜなら、

ブラインド自体にコシがないのでペラペラしているため、

拭き掃除しても、力が入らない。

よって、窓ガラス前に掛かったままおそうじしても汚れは落ちにくく、

取りはずしてからおそうじする方法をとります。

しかし、取りはずしたブラインドをどこで洗うか?

と、色々と考えることがあります。

 

よって、ブラインドのお掃除は、
洗浄方法、洗浄場所が確立していないと
キレイにすることができないものだと私は思います。

 
今回は、巾220cm×縦210cm(縮むと15cm程)のブラインドを9枚、
お掃除するご依頼をお受けいたしましたので、
思い切って、当店裏に設けた簡易作業工場に、
ブラインド洗浄簡易設備を作り、
ブラインドクリーニングをすることにしました!
ブラインドクリーニング
柱にブルーシートを張り、
ブラインドを引っ掛けられるよう
一本角材を打ち付け、
フックを取りつけます。
足場脚立に乗せたものがブラインドです。
ブラインドクリーニング方法
フックにブラインドを引っ掛けます。
ブラインドクリーニング方法
先ずは、水で簡易的に汚れ落とし&水養生をします。
ブラインドクリーニング方法
落としきれない汚れが黒く残ります。
ブラインドクリーニング方法
フォームガンにて専用洗剤を
吹き付けます。
ブラインドクリーニング方法
洗剤が汚れを一瞬に落としてくれる・・・
そんな都合の良いものはありませんので、
「お湯・付け置き・物理的に撫でる」
にて、より汚れを落としやすくします。

それでは仕上がりはどうでしょうか?

before
ブラインドクリーニング方法
ホコリとカーボン汚れですね・・・
静電気などでくっついてしまうのです。
horizontal
after
ブラインドクリーニング方法
洗浄後はこのようになります。
ブラインドクリーニング
左側が洗浄前
右側が洗浄後
これだけの汚れ差が確認できます。
before
ブラインドクリーニング方法
ホコリとカーボン汚れで
黒ずんでいます。
horizontal
after
ブラインドクリーニング方法
洗浄後はこの通り、
光が反射しています。
before
ブラインドクリーニング
こちらの状態は、
洗浄後に、一度縮ませてから
開いた状態です。
水分が完全除去できていないため、
羽同士がくっついてしまっております。
これは、洗浄場から乾燥部屋へ移動する際に 縮めて移動した為です。
horizontal
after
ブラインドクリーニング
水分を拭き取り、
くっついている羽同士を引き離した後です。
ブラインドクリーニング
このように一枚一枚の
汚れ残りを確認しながら、
水分を拭き取っていきます。
慣れれば早いものです!

とは言いながら、

9セット作業するにも

結構・・・時間がかかりますね。


ありがとうございました

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