日立 ビートウォッシュ BW-D10YSV 分解クリーニング
日立 ビートウォッシュ BW-D10YSV 分解クリーニング
日立製ビートウォッシュ１０ｋｇタイプのご依頼を頂きました。
ご依頼理由は、
洗濯物に黒い異物が付着するとのことで、
洗濯槽内の一部を分解して覗いてみると・・・
こちらはパルセーターという部品で、
モーターで回転することで、
水流を作り、洗濯物をかき回す役目を果たします。
この裏面はクモの巣形状に張りめぐらされた
リブ形状で構成されております。
各区画にカビ、洗剤カス、湯アカ分の混在した
黒い点汚れの元がびっしり付着していることが
確認できます。
それでは、
分解していきます。
が、分解する前にコンセントから電源を抜くことと、
吸水ホースを外す、お湯取りホースを外す等、
分解事前準備を必ずしましょう！！
・コンセントから電源を抜く
・吸水ホースを外す
・お湯取りホースを外す
必ず行いましょう！
それでは分解していいます。
分解時間は目安として１時間程です。
異物ケースです。
洗濯物の中に異物（小銭やクリップ等）があった
場合にここに集められます。
取り出してみると・・・
異物はありませんでしたが、
フィルターにはホコリがいっぱいです。
異物ケース前面カバーを外す。
サイドフラップを外す。
前面カバーの取り外し。
洗剤投入口の取り出し。
柔軟剤投入口を外す。
ごみ取りフィルターを外す。
上部スライドフタ部、カバー部分の電装とつながる
配線をコネクタから外します。
コネクタ外した後、ビスも数か所外し、
上部スライドフタ部、カバー部分を
ガバッと外します。
次は、この配線部分や乾燥機部分、
水位センサー周りを取り外します。
先ずは、ボディー側からつながる
配線コネクタを外します。
洗濯ドラムとつながる
ジャバラチューブを外します。
水位センサーも取り外します。
柔軟剤投入口を外します。
この状態になります。
ここまで外したら、
いよいよ洗濯ドラムの取り外しです！
外したビス、細かいパーツは
ケースに入れて保管しておきます。
洗濯ドラム側面には
洗剤カス、カビ、湯アカ汚れが・・・
混在汚れとなります。
洗濯ドラムの底面の様子です。
側面同様に洗剤カス、カビ、湯アカ汚れが・・・
槽内にはヌメリ汚れが・・・
取り外した部品は数多くあります。
無くさないように注意！
電装関係には水が飛ばないように注意！
分解が完了したら、
次は洗浄です！
汚れの状態により変動しますが、
洗浄には約２時間必要です。
洗濯ドラムの側面の汚れ状態。
洗剤カス、カビ、湯アカ汚れの混在汚れとなります。
洗浄後はこの通りです！
洗濯ドラムの底面の汚れ状態です。
洗浄後です！
洗濯ドラム上部パーツの裏面も
隅々まで汚れています。
洗浄後はこの通りです。
ホコリなども細かい部分に見受けられます。
洗浄後です。
パルセーター裏面の汚れも・・・
洗浄後です！
洗濯ドラム組み込みをします。
全体仕上がりはこの通り！！
洗浄、組立終了です！
今回の所要時間は、
分解１時間
洗浄２時間
組立１.５時間
作業に合計４.５時間です。
日立ビートウォッシュはこのように、
分解が複雑なことで、
４～５時間かかることをご了承頂けたらと思います。
ありがとうございました
