エアコンの風向ルーバーの動作不具合原因

風向ルーバー全開原因

エアコンクリーニングの御見積りの段階でこんなことがありました。

吹き出し口の風向ルーバーが常に全開状態であり、

電源を入れてもルーバーは動作しませんでした。


●風向ルーバーの動作不具合原因はどこに!?

調査します!

風向ルーバー全開原因
日立製
2003年製
RAS-36HRX
風向ルーバー全開原因
モーターを取り出します。
小判形状をした出力軸で、
風向ルーバーが支持されています。
ステッピングモーター分解解析
モーター内部に損傷は無いか?
確認します。
結果:ありませんでした。
ステッピングモーター分解解析
これが風向ルーバーを支持する
小判形状をした出力軸(①)と、
この軸に組み込まれた樹脂出力歯車(②)である。
結果:①と②が空転し動力を伝えられなくなっていた。

この軸に組み込まれた樹脂出力歯車との空転は直せませんでした・・・


よって、このモーターパーツがメーカーへ在庫があるか確認をしましたが・・・

エアコン製造Lotは2003年製で10年以上落ち、

交換パーツ等のストック期限はすでにきれている。

とのことから、

・簡易修理不可能

・部品交換不可能

という結果になりました。

ステッピングモーター分解解析
より分解を進めてみました。
モーターはステッピングモーターであることがわかりました。
歯車を介すことで減速比を大きくとり、
風向ルーバーを動作させています。
ステッピングモーター分解解析
歯車は3段、介していることがわかりました。

●ここまで確認、最善を尽くします!


このように、おそうじ本舗 佐久中込店は、

お掃除の分野以外の豊富な知識にて、

原因がわかるまで確認します!

次に対処方法を模索し、

その対処方法が可能か不可能か?

これら最初から最後まで責任を持って対応させて頂きます。


今回は修理できない部分であったこと、

メーカが部品在庫切れのため、

風向ルーバーの全開状態は現状維持というような形となってしまいます。


ありがとうございました。

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